樹木葬のメリットとデメリットについて

死んだ遺灰を海や自分が希望するところに散骨するのが静かなブームです。

通常は自分のお墓に眠るのが当然ですが、変わった散骨をする方が増えてきています。

その1つが樹木葬と呼ばれる自分が好む木々に埋めることです。

そうすることで安心して永久に葬ることができると言われています。

この埋葬法のメリットはお金があまりかからない、場所を取らない、簡易であることです。

一方でデメリットは場所が限られていることです。

私有地であれば特に問題ないですが、都心部など木々がないところでは難しいです。

そのような人のために公的な場所であったり、お寺の敷地内であったりします。

場所が限定されていますので場所の確保を留意する必要があります。

場所の他にも、倫理的な考え方です。

樹木葬は世間にあまりよく知られていません。

そのような観点から、この埋葬法を知った人にとっては衝撃かもしれません。

家族の同意も必要です。

一人でも反対者がいれば、遺灰の倫理的な保管問題が生まれてくるからです。

前もってよく話し合うことです。

最終的に遺灰は亡くなった人の意志によって決めるわけですから、生きているうちに、あるいは元気なうちに書面でしっかり証拠を残りしていたほうがいいです。

身内にとっては後で後悔することになりかねないからです。

今の時代、遺灰の扱い方は様々になってきています。

昔みたいに土葬だけといったやり方は通用しなくなっているからです。

自分がどうしたいのか、どうなりたいのかを前もって考えておきましょう。